頬伝う

 

”信じるかは君に任せるよ”

伝えたい言葉もこぼれ落ちてく

 

真実はいつもわからない

目の前のあいつも信用できない

 

願いとは裏腹に

日はどんどんと 上へと昇っていく

 

あんなにも早く過ぎ去った時間

今では心で秒針が鳴り響いている

 

 

”僕の事を信じてほしい”

少ない言葉に想いを託すよ

 

まだ日は落ちない

些細な事で思い出す君の癖が愛おしい

 

願いとは裏腹に

今日が夢でない事 肌で感じている

 

君の中から消え去ってしまいたい

この薄汚れた街も全て消えてしまえばいい

 

 

僕じゃないみたいなふりをして今日も過ごすよ

君に伝えたかった言葉はきっと届いているはずだ

いつの日も思い出すのはあの景色

君を好きである事は伝わらなくていい

 

あんなにも早く過ぎ去った時間

今では心で秒針が鳴り響いてる

神様がいるならば

あの頃まで時を戻しておくれ