「またね。」

 

返し忘れた物はドアノブにかけておくよ

二人の間に足りなかったもの未だにわからない

 

進もうとすれば転んだ

いつもなら感じる温もり

今はもうここにはない

 

消えそうな蛍光灯

もうダメだと嘆いてる

だけど僕は微笑んだ

「またね」

 

 

君の家からの帰り道 ばったり会わないかなって

淡い期待抱いてる ほんとにバカだよなぁ

 

泣くのはやめて踏み出すよ

二人で歩いた道を行く

今なら前へ進める気がする

 

まぶしい位 光り輝く

もう君は見えなくなってる

だけど僕は微笑んだ

「またね」

 

 

もう一度会えるとしたら

どうすればいいのかな

何も言わず微笑むよ

「またね」