暗闇はただ目を瞑っているだけだと
教えてくれた 明日が光った
「情けないなぁ」と自分を歌う彼は
憤りももどかしさも全てを吐き出した
満員のバスは寂しさを紛らわすには
都合よく僕らを包んでくれた
運ばれた人は新しい今日を背負って動き出す
光の当たらないミラーボールが 時折 光を放つ
陽が眩しくて目を閉じた
この手にあるぬくもり
いつまでも続いて欲しいと願いながら
その身一つで立ち向かってきたあの人の
突き刺さる声と心の灯火
たったの一音で希望の雫が私の頬を伝った
みちのくで今日も叫んでいる
ここにいるよと歌ってる
目の前にある美しさを忘れぬように
光を求めて目を開けた
この手にある煌めき
胸に秘めてた想いを今確かめて
陽が眩しくて目を閉じた
この手にあるぬくもり
いつまでも続いて欲しいと願いながら